着物の誂えには、たくさんの工程があります。ここでは現在制作中のお着物を例に、わかりやすくご紹介していきたいと思います。
裾周りの汚れ洗い前
汚れ洗い加工後
写真は「白無垢」の裾周りの汚れ洗いの写真ですが
着物でも同様です。
スッキリキレイになります。
私もそうでしたが
結婚式の和装はやはり素敵です
(いえ、私が素敵という事でなく・・笑)
純白の白無垢をキレイにするお手伝いを
させて頂いてます。
本日は「掛下」の洗いをしました。
いつ見ても
キレイな白無垢と掛下です。
麻生地を天然染料(柿渋・ウコン)で染めた
法衣のシミ洗いと丸洗いを致しました。
天然染料は染付が弱いので大変難しい加工でしたが
スッキリキレイに洗いが仕上がりました。
大きな雨によるシミがありました。
柿渋染め
ウコン染め
生地と染め方の合わせての加工で
仕上がりに違いが出ます。
夏物の洗いが
どんどん仕上がり
お正月や成人式に向けて
ご準備での着物丸洗いを
させて頂いております。
間際になって焦らない為にも
お時間のある時、ご確認くださいね。
お祝い着 熨斗目(のしめ)
新しいモノを新調もいいですが、
お父さんが着た思い出のモノ
「見直してみる」素敵なことですよね。
天然素材「絹」はどうしても
防ぎきれない・・カビ。
カビは完全除去は出来ません。が、
着用に支障の出ないところまで刷毛で
洗います。
黒が蘇りました。
お父様や御身内の方から
思い出を積み重ねていく。
素敵なことですね。
今年は暑かったり・・
寒かったり・・と天候が気まぐれですが・・(笑)
袷のお着物をしまわれる準備が
皆さん始められてます。
シーズンごとの洗いは大切なお着物を長く美しく
着用するためには是非お勧めです。
冬が終わって冬物をクリーニングに出すのと同じ事です。
〝きもの〟も、あまり難しく構えなくても他と一緒です。
今、見えていない皮脂汚れや汗が経時変化して黄変して
後々、取れなくなってしまいます。
全体を洗ってスッキリした着物を収納くださいね。